こんばんは。
あなたの心を溶かして冷やして固める栄枯です☆
さて、山本耕史月間の今日この頃、本日はコーズィ(山本耕史)主演映画
「ユメ十夜」を見に行ってきたんだヌ〜ン!!
ハァ?チョコ?
アタシャ、チョコより猪口が好きだね!(←全然上手くないですから)
映画の話に戻りますが、ま、主演映画っつっても、10本のオムニバス映画のうちの1本に主演してたんですけどね。
でも主演は主演ですからねッ!
「ミラクルバナナ」や「それでもボクはやってない」の時と違って、出づっぱりよ〜!コーズィが!10本のうちの1本にですけどね!
そんなワケで、渋谷のシネアミューズっちゅー映画館に初めて足を踏み入れたんですが・・・えらくフランクっつーか、簡易的な感じの造りでちょっとビックリ。
最近、地元に近いシネコンにばーっかり行ってるから、あらら?狭っ!前の客席との段差低っ!音籠るね〜!とビックリ尽くしでした。
ま、いいけどさ。
で、おもむろに始まった「ユメ十夜」。
なんかスゲーもん見たわ〜良くも悪くもっていうのが、見終わった直後の感想でした☆
ま、水曜日(レディースデー)に見て正解って感じ・・・(小声)
ワタクシ、胸張って言うことじゃないけど、映画のことは全然わかんないんですが、すごい人々が集まってるんでしょ?たぶん。
ま、市川崑の名前くらいは聞いたことありますけど〜。
でも、なんか各監督が「せっかくだから支離滅裂なことやっちゃお〜っと!いいよね、夢がテーマだしさ☆」って伸び伸びと羽をのばしてみたり、思う存分ふざけてみたりしてる風?(←誰に聞いてんの?)
やっぱり話には起承転結が無いとイマイチ理解できないスクエアなワタクシとしては、始終ポッカーンとしっぱなし。
わかったのは、
コーズィが超激烈男前だってことと、小泉今日子がめっちゃ老けたってことかな☆
っていうのは冗談にしても(コーズィが男前なのと、小泉今日子が老けたのは冗談ではありません)、「夢」ってワタクシのイメージでは色んなことが巻き起こっちゃって、「そんなアホな〜!アハハー!」みたいな超原色の世界なんですが(←頭おかしいですか?)、夢ってさ、笑える夢だけじゃなくて、「怖い夢」っていうテーマもそういえば当然ある筈だってことをすっかり忘れており、危うく半ベソになりそうになりましたわ〜。
特に第3夜&第5夜ね!!
全っ然意味わかんねー!(←夢だけに)でも怖いよー!的な感じで、参った参った。
まだ第3夜の方が想像つきましたけれども。
でも、やっぱり夜道・首が取れたお地蔵さん・背負った子供って三拍子揃うと・・・めちゃくちゃコエー!
石で殴り殺すシーンも超コエー!
しかし、堀部圭亮ってカッコイイですよね☆
「ドキど欽ちゃんスピリッツ」の頃からイケメンだと思ってた☆ていうか、あの番組自体覚えてる人がいないって思った☆
そして第5夜。ヒィ〜!!(思い出し叫び)
コッエ〜!!最初は市川実日子=喰いタンしか思い出せないな〜、あ、河合 耆三郎(『新選組!』に出てたときの大倉孝二の役名ね←わかりにく〜)とか思いながら呑気に見てたんですが、あの市川実日子の分身?あれ何?コッワ〜!(半べそ)
しかも、ゴルフクラブで殴られて、更にコッワ〜!!(号泣)
でも、市川実日子を追いかけて走ってる映像はめちゃくちゃ面白かったんだよなぁ。
安っぽくって。あれも狙ってるんだとしたら超センスいいですね。
ワタクシはグロすぎて受け入れられませんが。
そんな怖い話が続いたところで、松尾スズキの第6夜!
松尾
・・・ラブッ!!!!!って思わず抱きつきたくなるくらい
すっっっっごく面白かったっ!!!
最初から最後まで、ヒィヒィ言いながら笑っちゃいましたよ。
運慶・阿部サダヲ・2ちゃん用語のナレーション・木彫りの熊・石原良純・・・全ての要素がありえないくらい面白かった〜!客席が一番沸いたのも第6話だったもんね〜。
だってさ、あのしっちゃかめっちゃかな大騒ぎ+キレーなオチが全部、良純の夢・・・!?
面白すぎるわ〜!ズルイ!(←何が?)
なんか、「真夜中の弥次さん喜多さん」を10分くらいに凝縮したって感じ。
あんまり笑いすぎて、第7夜が始まっても、しばらく引き摺って笑ってましたわ。
あ〜、コーズィ主演の第4話と松尾スズキの第6話だけDVD欲しいわ〜。マジで。
そんなコーズィ主演の第4話は、今思うと、一番ストーリーとして纏まっていたような・・・な話でしたね。
コーズィったら、夏目漱石役なんですよ!髭ないけど!
レトロな町を三つ揃えで帽子まで被った英国紳士風の出で立ちで歩く姿最高〜!
コーズィの公式HPで「このステキな写真は一体、なんのロケでして?」って思ってたんですが、「ユメ十夜」だったとはね!
ストーリーは、自分の幼少期の体験にまつわるミステリーというか、失われた記憶って感じでしたが、もうこのさいストーリーはいいの!(←それって・・・どうよ)
招待の手紙を読んでにやけるお顔とか、血を吐いてビビってるお顔とか、「行っちゃダメだ〜!」って叫ぶお顔とか、全部パーフェクトでした!
ほんっとに男前でしたわ〜!
は〜、いいもん見た〜。
あとの感想はざっと。
第1夜→小泉今日子が老けた。ちょっとミステリアスな話で面白かったっていうか、あれは家なの?舞台装置なの?
第2夜→無とか悟りとか、文殊菩薩像とか、お坊さんとか、個人的にノスタルジックな要素のオンパレード。うじきつよし(久々に見た)突然武士姿になるのが面白かったわー。
第3夜→怖かった
第4夜→コーズィが男前
第5夜→超怖かった
第6夜→面白すぎて痙攣
第7夜→アニメには夢中になれないっていうか、なんで全編英語?一番興味を持てなかったわ〜。
第8夜→オープニングが東京モード学園のCMで昔見たって感じって思ったり。藤岡弘、の「ごちそーさま!」に爆笑。あと、あの巨大ミミズみたいのが人を食ったりする話じゃなくてよかった。
第9夜→瀧も久々に見た。腹がますます立派になってたけど、やっぱりカッコイイね
第10夜→松山ケンイチは松田龍平的な雰囲気美人として映画界に羽ばたいてるねーとうすらぼんやり思いながら鑑賞。しかし本条まなみ・・・あの仕事アリですか・・・?そして、漫☆画太郎の名前をこんな所で見ると思わなんだ。
って感じでした〜☆
むしろ、これらのオマージュの元となった漱石の「夢十夜」が読みたくなりましたわ〜。
あ、そうそう。
あのオープニング&エンディング・・・なぜ戸田恵梨香を起用したのか謎。
あの出っ歯の棒読み口調のお蔭で、全てが安っぽく感じられ、小道具の「空也もなか」まで湿気てるように感じられましたわ。
勿体ねぇ〜・・・ていうほど「ユメ十夜」に愛着は沸かなかったけれども・・・。